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サイクルとバリュエーション · ビットコイン

NUPL(純未実現損益)

ビットコインの時価総額のうち、含み益(または含み損)が占める割合です。市場全体の含み益を示す指標で、降伏から陶酔まで名前の付いた5つのゾーンがあります。指標が示すものやゾーンの読み方に加え、2019〜2022年の推移を無料で閲覧できます。

数値は自社ノードから毎時更新 · 最終更新:2026年10月25日 00:44 UTC · ガイド改訂:2026年10月23日

現在値

0.274

NUPL(純未実現損益)

本日(2026年10月24日)の途中経過、23:00 UTCまでのデータ

ゾーン楽観と不安 (0.25〜0.5)

ゾーン:降伏 (0未満)、希望と恐怖 (0〜0.25)、楽観と不安 (0.25〜0.5)、確信と否認 (0.5〜0.75)、陶酔と強欲 (0.75以上)。

2019〜2022年のサンプル期間では、NUPLは−0.441(2022年11月9日)から0.728(2021年2月21日)の範囲で推移しました。2019年1月1日には−0.293、2022年12月31日には−0.302でした。

本日の無料データ:この指標を7つの構成要素の1つに含むサイクル総合スコアは、2026年10月23日時点で100点満点中45点でした。

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NUPLが示すもの

NUPLはMVRVと同じ2つの評価額、つまり時価総額(すべてのコインを今日の価格で評価)と実現時価総額(各コインを最後に動いた時の価格で評価)を使い、時価総額のうち利益がどれだけの割合を占めるかを求めます。

NUPL =(時価総額 − 実現時価総額)÷ 時価総額

NUPLが0.4なら、時価総額の40%が含み益であることを意味します。−0.2なら、市場の評価額が保有者の支払額を時価総額比で20%下回っていることを意味します。時価総額に対する割合なので1を超えることはなく、実際にはずっと狭い範囲で動きます。そのため、サイクル間で比較しやすくなっています。

NUPL

NUPLの日次推移。線はゼロの水準を示す。未ログイン時:2019〜2022年のサンプル期間を表示。無料アカウントで全期間の日次データを表示。インタラクティブチャートを開く。

重要な理由

含み益は、市場にとってのクッションであり、誘惑でもあります。大きな含み益は保有者に安心感を与える一方で、売る理由にもなります。逆に、大きな含み損を抱えた市場では、最も神経質な保有者はすでに手放しています。NUPLはそれをネットワーク全体で1つの数値に凝縮したもので、ゼロ未満から0.7超えまでの振れ幅がビットコインのサイクルを描いてきました。

ゾーンの読み方

5つのゾーンは慣例的な呼び名で、それぞれの範囲における上昇相場と下落相場の心理を表しています。

  • 降伏(0未満):市場全体が含み損の状態。
  • 希望と恐怖(0〜0.25)。
  • 楽観と不安(0.25〜0.5)。
  • 確信と否認(0.5〜0.75)。
  • 陶酔と強欲(0.75以上)。

以下の表は、自社ノードのデータから2019〜2022年のサンプル期間について算出したもので、各年のNUPLの年末値・最高値・最低値と、各ゾーンにあった日数を示しています。この期間は、2019年初めの降伏から2021年の天井を経て、2022年に再び降伏するまでのサイクル1周分をカバーしています。

2019〜2022年のサンプル期間のNUPL(年別)
年年末値最高最低
20190.1490.578 2019年6月26日−0.439 2019年2月7日
20200.6550.658 2020年12月30日−0.283 2020年3月12日
20210.4220.728 2021年2月21日0.290 2021年7月20日
2022−0.3020.440 2022年1月1日−0.441 2022年11月9日
ゾーン範囲日数割合最後の該当日
降伏 (0未満)0未満29320.1%2022年12月31日
希望と恐怖 (0〜0.25)0〜0.2520313.9%2022年8月16日
楽観と不安 (0.25〜0.5)0.25〜0.565444.8%2022年5月7日
確信と否認 (0.5〜0.75)0.5〜0.7531121.3%2021年12月2日
陶酔と強欲 (0.75以上)0.75以上00.0%なし

日数と割合は2019〜2022年のサンプル期間内のみの集計です。

NUPLとMVRVは、同じ情報を異なる形で表しています(NUPL = 1 − 1/MVRV)。NUPLは範囲の上側を圧縮し、下側を引き伸ばします。そのため、高い数値はMVRVほど劇的には見えません。

現在値

このページ上部の数値は今日のNUPLとそのゾーンで、最新の日次値(UTC基準の1日が終わるまでは「途中経過」と表示された本日の値)にもとづき、1時間ごとに更新されます。ゾーン:0未満は降伏、0〜0.25は希望と恐怖、0.25〜0.5は楽観と不安、0.5〜0.75は確信と否認、0.75以上は陶酔と強欲。ログインしていない場合、チャートには2019〜2022年の固定のサンプル期間がすべて表示されます。無料アカウントを作成すると、全期間の日次データを表示できます。1時間ごとのデータ、アラート、ダウンロードはPlusプランの機能です。

算出方法

CryptoKeyholeは、自社のBitcoin Coreノードのデータから次のようにNUPLを算出しています。

  1. 対象コイン。UTC基準の各日の最後のブロック時点における使用可能な未使用アウトプット。ジェネシスブロックの報酬、使用不可能であることが証明できるアウトプット、トランザクションIDの重複で失われたアウトプットは除きます。
  2. コスト。各アウトプットを、作成日(UTC基準)の開始時点のBTC/USD価格で評価。当サイトの価格履歴の開始日である2010年7月17日より前に作られたアウトプットは取得コストが不明なため、除外しています。
  3. 時価総額。同じアウトプットをその日の終値で評価。
  4. NUPL。(時価総額 − コスト)÷ 時価総額。

価格:2026年10月2日まではCC BY 4.0ライセンスで公開されている過去の日次データセット、それ以降は当サイトが自ら記録した価格を使用しています。当サイトの調整済みNUPLチャートでは、7年以上動いていないコインを、紛失している可能性が高いとして除外しています。

知っておきたい限界

  • 記録上のコストは近似値です。保有者が自分のアドレス間で移したコインには、新しいコストが付きます。
  • 失われたコインも計算に含まれます。長く失われたままのコインは非常に低いコストのまま残り、NUPLを押し上げます。調整済みチャートはこの点に対処しています。
  • ゾーン名は予測ではありません。ゾーンの名前は過去のサイクルでよく見られた市場心理を表すもので、次に何が起きるかを示すものではありません。

ライブツール:ビットコインの恐怖強欲指数は、保有者の含み益をモメンタム、ボラティリティ、レバレッジ、注文フローと並べて、0〜100の1つの数値にまとめたものです。市場全体の指数と、全銘柄それぞれの指数もあります。

ビットコインのNUPL(純未実現損益)のチャート、2019〜2022年のサンプル期間、最新の日次値0.276(2026年10月23日)、楽観と不安 (0.25〜0.5)
ビットコインNUPL(純未実現損益)未ログイン時は2019〜2022年のサンプル期間を表示。最新の日次値は0.276(2026年10月23日)、楽観と不安 (0.25〜0.5)。無料アカウントで全期間の日次データを表示。1時間ごとのデータはPlusプランで利用可能。インタラクティブチャートを開く

よくある質問

NUPLとは?

Net Unrealized Profit/Loss(純未実現損益)の略で、ビットコインの時価総額と実現時価総額の差を時価総額で割った値です。すべてのコインを今日の価格で売ったとしたら保有者が得る(または失う)額が、今日の時価総額に占める割合です。

NUPLの各ゾーンの意味は?

比率の範囲ごとに付けられた慣例的な呼び名です。0未満は降伏、0〜0.25は希望と恐怖、0.25〜0.5は楽観と不安、0.5〜0.75は確信と否認、0.75超は陶酔と強欲です。それぞれの組み合わせは、その範囲における上昇相場と下落相場の心理を表しています。

NUPLはマイナスになる?

はい。ゼロ未満になると、市場はコインを保有者全体の支払額より低く評価していることになります。つまり、市場全体が含み損の状態です。

NUPLとMVRVの関係は?

同じコインについては、NUPL = 1 − 1 ÷ MVRVが成り立ちます。MVRVが2ならNUPLは0.5、MVRVが4なら0.75です。

今日のNUPLは?

このページ上部の数値が今日のNUPLとそのゾーンで、1時間ごとに更新されます。ログインしていない場合、チャートには2019〜2022年の固定のサンプル期間が表示されます。無料アカウントで全期間の日次データを表示できます。1時間ごとのデータ、アラート、ダウンロードはPlusプランの機能です。

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このページの数値は、公開されているチェーンデータと収集した市場データからCryptoKeyholeが算出し、1時間ごとに更新しています。各数値の算出方法とデータソースはチャートのリンク先に記載しています。本ページの内容は投資助言や予測ではありません。